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アリ・アスター監督の21世紀最高のホラー映画「ミッドサマー」 と「ヘレディタリー 継承」

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アリ・アスター監督の21世紀最高のホラー映画「ミッドサマー」 と「ヘレディタリー 継承」

現代ホラーの頂点「ヘレディタリー 継承」

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2018年のアメリカ合衆国のホラー映画。監督はアリ・アスター、主演はトニ・コレット。
アリ・アスター監督の長編映画デビュー作。

トニ・コレットは『シックス・センス』でアカデミー助演女優賞にノミネートされています。
オーストラリア西部の映画館で『ピーターラビット』が上映された際に、
R指定のヘレディタリーの予告が誤って流される事件があったようだけど小さい子がみたらトラウマになりそう。

舞台装置としてミニチュアが随所に出てくるが、
とても不気味で現実とリンクさせている演出がよかった。
予告の動画でも見れるが冒頭のミニチュアのシーンもおしゃれです。

おばあちゃんのミニチュアも怖かったが事故の再現ミニチュアが一番ゾッとした。
チャーリーの兄が車の中で現実を受け入れられない場面の演技のリアルさがすごい。
しっかり間をとっていて感情移入できるようになっている。

埋葬する時下にパンしながら土の断面まで撮ってシーンが切り替わるところとかもこだわりが感じられて好きです。

チャーリーの口を鳴らすくせもホラーの演出として使うのがいい。
サイレントヒルのレッドミラミッドシンクの鉈の音みたいにその音がきこえるだけで怖さを感じる演出。

あとは登場人物は気づいていないが視聴者にだけ怪奇現象をみせるようなシーンもあったがあれも怖い。
このタイプの怖さが一番恐怖を感じる気がします。

ヘレディタリーで最も怖かったシーン

これは異論ないと思うけど屋根裏に隠れる前のシーン。
ネタバレを避けつつ書いてみたから伝わりづらいと思うけどホラー好きなら絶対みた方がいいと思います。

僕の中でナンバー1のホラー映画が更新されました。

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精神にダメージを与えるホラー映画「ミッドサマー」

終始違和感のある映像


へんな宗教のお祭りに行く時点で怖いのは確かだけど、映像が所々歪んでいたり、反転してたりする所が地味に怖い。
日本じゃダメな葉っぱを主人公たちが楽しんでいたりするのでその視覚を表現してるのかもしれないけど怖さも感じる。

宗教的なアイテムも数多く出てくるがどれも気持ち悪い。
それなのに一番衝撃的なシーンはすごく現実的でホラー耐性のある僕も目を背けたくなるレベルだった。うわぁって声出た。

この幻覚っぽい雰囲気と現実的な描写のバランスがうまかった。

この絵もかなり気持ち悪い。映ってないところの絵がやばい

何に恐怖を感じるか

この映画はコミュニティ側の人間からするとホラーではなく日常だったりする。

日常といってもお祭りがあったり、よそ者が大事な御神木に小便したりイベントは発生するのだけど、
コミュニティの人々は普段通り振る舞っている。

これを全く別の文化の人(視聴者)が見ると、「え??何この風習??こわ!」と感じる。
自然体で、こちらからすると異常な行動を取ってることに恐怖をおぼえる。

個人的にはダニーが女王になって担がれているシーンがすごく怖かった。
これからどうなるのか全く想像できなくて、このまま崖から突き落とされたりするの?とか色々な想像を掻き立てられた。

こういう視聴者の想像力で怖がらせることができる作品は本当に好きだ。
ネットフリックスで見れるのでみてない人は是非!

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▼YouTubeで怖い事件の考察などもやってるので良かったら見てください▼

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