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少女が夜道を探索するホラーゲーム「夜廻と深夜廻 for Nintendo Switch 」

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少女が夜道を探索するホラーゲーム「夜廻と深夜廻 for Nintendo Switch 」

日本一ソフトウェアの人気のホラーゲーム「夜廻」「深夜廻」がニンテンドースイッチで遊べるという事で、
以前からsteamからお勧めされていたゲームでもあるので遊んでみました。

僕はsteamのゲームをpcでプレイすることが多いが、スイッチのゲームは手軽にプレイできるのが嬉しい。
寝っ転がりながらできるというのがスイッチのゲームの最大のメリットだと思ってます。

本来2つのゲームを一つにしているだけあってボリュームもあり、やり込み要素も多い。
長く遊べるホラーゲームなのでおすすめです。

※ここから微ネタバレあり

・夜廻-yomawari-

可愛い主人公と怖いオバケのギャップ

夜廻-yomawari-

主人公が2頭身で可愛い女の子なので甘く見ていたが、
実際プレイすると出てくるオバケは全然可愛くないからホラー耐性に自信がない人は厳しいかもしれません。

バイオハザードみたいに敵を倒すことはできないゲームデザインで、
逃げたり隠れたりしながら謎を解いて進めていく流れになっています。
敵が近づくと心音がなって緊張感高まるようになってい流ので、終盤になっても怯えながら進めていくことになります。

草むらに隠れているシーン。隠れると周囲の状況が分からなくなるが赤いモヤでオバケの位置を把握できる。

HPのような概念はなく、敵と接触するとゲームオーバー。
たまに初見殺しの敵がすごい速度で襲ってくることもあり、理不尽な終わりを迎えてしまうことも多々あります。


ホラーゲームのセーブの仕方はそのゲームの個性が出るポイントだと思っていますが、
夜廻は御地蔵さんに話しかけるとセーブできます。


ジャンプスケアの要素は少なめだけど適度にあって丁度いい緊張感を感じる。
字で画面埋め尽くす系はホラーゲームでよく見るけど何回見ても好きな演出です。
かまいたちの夜とかシュタインズゲートの失敗したとかも狂気を感じてとても好き。

貞子のような幽霊のメモを読んだ時の文字埋め尽くし演出。

序盤はサクサク進めたが中盤から終盤(ムカデ)が難しくてかなり手こずりました。
街が赤くなって不気味になるステージで最初は怖さがあったけど長居しすぎて慣れてしまった。
私は謎が解けなさすぎて1時間半くらい居座りました。

街が赤くなり大百足が現れるステージ。ステージが赤くなる演出もよく見る気がします。


ボス以外のオバケの種類はそんなに多くないので何度も見たオバケ相手だと恐怖を感じなくなってくる。
敵の行動はワンパターン(どのゲームもそうだけど)なので終盤は演出の恐怖を主に感じることになる。

ラスボスもそれほど強くはなく今までプレイしたスキルを複合させれば少なくとも数回のゲームオーバーでクリアすることができます。

悲しいストーリーと意味深エンド

序盤からとても悲しいイベントがあります。ポロが…。
愛犬のポロと主人公のお姉ちゃん、無垢な主人公で悲しい雰囲気を演出している。

主人公も最初から死んでたのかと途中で考えたけどどうなんだろう。
電車のシーンでは確実に死んでいたと思うけど。

明確に正解を出されるより考察する要素を残してくれてるストーリーの方が好みな方には刺さるゲーム。

わたしがいなくても、よるがきて、あさがきて、またよるがきます。

ちなみに小説もPHP研究所より発売されていて、
amazonでの評価もとても良いけどゲーム未プレイの場合はネタバレにもなるのでゲームプレイ後に読むことをお勧めです。


・深夜廻-sinyomawari-

前作よりパワーアップした驚かせ要素

深夜廻-sinyomawari-

前作のノリでプレイしてたら序盤からガンガンに驚かせてくるから戸惑いました。
しかも単調なジャンプスケアではなく多種多様な恐怖を仕掛けてくるので前作よりも確実に怖い。

基本のアクションは同じだったけど謎解きも難しくなっていて苦戦する場面(ことわり様とかコトワリ様とか)が多かった。
前作と違い主人公が二人居る。ユイとハルという二人の少女を操作することになる。

真実に気づく大好きなシーン。

ユイパートとハルパートが交互にきて物語が交錯する。
ここさっきユイがいた所だ!ってなると2人を会わせたい気持ちが強くなる。
2人が同じ場所に行けた場面はこのゲーム中でも屈指の名シーン。

主人公達に度々襲いかかるキャラクター「コトワリ様」

序盤から襲ってきて終盤まで登場してくる敵。
人型の物を身代わりにすれば逃げおおせる。
シザーマンみたいなでかいハサミを持っている。クロックタワーやったことないけど。

最初の方のインベントリの演出が瞬間的な怖さナンバー1だった。

単純に敵って訳でもないような雰囲気のコトワリ様というお化けがこのゲームのストーリーに深みを出している。
初登場の時は怖いだけだったけど終盤は出てきて欲しい気持ちになる。
コトワリ様に関する演出に全て力が入ってるから見所です。

おどろおどろしいデザインも好き

ラストの演出が素晴らしい

何があっても耳を貸してはいけない、からのチュートリアルが始まり...。
デジャブのような感覚からじわじわ恐怖感を煽る演出すごくよかった。

ハルとユイの関係もいい。犬のチャコが優秀過ぎるのが気になったけど可愛い。
でもラスボスがすごく難しかった。パターンを覚えるのになんどもゲームオーバーになる必要がある。

ゲームのシステムを利用した演出はやっぱり好きだ。他にも同じような演出があるゲームがあったらぜひ教えてください。

前作との繋がり

途中で前作の街に連れ去られ、あの因縁のムカデの神社も出てくるが壊れていた。
調べたら前作の主人公も出てくるみたいだったのでまたプレイしてみようと思います。
メインストーリー進めたすぎて僕は出会えませんでしたが痕跡は感じました。

▼YouTubeで怖い事件の考察などもやってるので良かったら見てください▼

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