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エリサラム事件の真相を考察 あの不気味な行動の意味とは

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エリサラム事件の真相を考察 あの不気味な行動の意味とは

オカルト大好き幽花です

こんにちは、ホラー研究家の幽理です

今回はエリサラム事件の真相を考察していきます。
ある事件の監視カメラの映像が不気味すぎて、この映像を見た多くの人が不安感を覚えるほどだったんです。

事件を監視カメラで捉えてしまったということかな?

正確には事件直前の映像が映っていたんです。
では早速エリサラム事件を紹介していきます

ある事件の監視カメラの映像が何回見ても不気味で鳥肌立つから紹介します。
かなり有名な事件だから見たこと人も多いかもしれません。

事件の概要

エリサラム事件は2013年2月19日にエリサラムの遺体が、アメリカ合衆国・ロサンゼルスのダウンタウンにあるセシル・ホテルの屋上の貯水槽内で発見された事件です。
ラムは香港系カナダ人で、ブリティッシュコロンビア大学の学生でした。
ラムの失踪が報告されたのは2013年2月初旬のこと。
セシルホテルの他の宿泊者から水の色や匂いの異変があり苦情が来たため、ホテルでの保守作業の担当者が調査した際にエリサラムの遺体を発見した。

その水の異変って貯水槽のラムの…。それはトラウマになるね

ラムの失踪は広く報じられ、遺体が発見される5日前に、
警察が生前最後に撮影されたラムの映像を公開し、その奇妙さから人々の関心が高まったんです
それはエレベーターの監視カメラにより撮影されたもので、
ラムはエレベータを出たり入ったりし、外の廊下で何者かに話しかけているような素振りをして、
時折エレベータの中に身を隠しているような行動をとったのです。

確かに奇妙な行動だ。しかもこの後亡くなっていると思うと人々の関心が高まるのも頷けるね

では実際にその映像をご覧ください。

これは…。想像以上に不気味な映像だね

私も何度も見た映像ですが今見ても鳥肌が立ちます。
ラムの遺体は全裸で、その衣服や所持品は遺体の近くで水の中に浮いていたようです。ロサンゼルス郡検死局は度重なる延期の末、4カ月後に検死報告書を公開。その報告によれば、遺体には外傷の形跡はなく、死亡した原因は不慮の事故によるものだったようですね。

事故?てっきり他殺かと思ったけど…。

それでは亡くなる前のラムの行動を見ていきましょう。

エリサ・ラム事件前の行動

ラムは鉄道や都市間バスを使って一人で旅行していたようです。
サンディエゴ動物園を訪れて、そこで撮影した写真をソーシャルメディアに投稿しています。
1月26日にロサンゼルスに到着し、2日後にセシル・ホテルにチェックイン。
ラムは最初、ホテルの5階にある共同部屋に割り当てられていた。
しかし、同室の宿泊者がラムの奇行について苦情を言い、ラムは2日後にラムだけに割り当てられた部屋に移動した。
ラムの奇行については、ホテル側の弁護士は後に(ある奇妙な振舞い) と表現している。

奇妙な振る舞い?エレベーターでの行動と何か関係がありそうだね

族によればラムは自殺念慮に駆られたり自⚫︎を試みたりしたことはなかったようです
ラムは旅行の間、両親に毎日連絡をとっていたようです
2013年1月31日はセシル・ホテルをチェックアウトしてサンタクルーズへ行く予定もありました。
しかし、その日、両親にはラムからの連絡がなく、両親はロサンゼルス市警察に通報。
家族はラムの捜索への協力のためにロサンゼルスへ向かいました。

家族との連絡が急に途切れるのは事件性を感じるね

次にエリサラム事件の不審な点について紹介します。

エリサ・ラム事件の不審な点

一つ目は警察犬が発見できなかったことです。
警察は法的に可能な範囲までホテルを捜索し、警察犬に建物を探らせましたが
警察犬はラムの匂いの探知に成功しませんでした。
ラムの痕跡が見つからないままさらに1週間が経過した2月15日、ロサンゼルス市警察は知られている限りラムが最後に撮影された例の映像を公開しました。

警察犬がラムの匂いを探知できなかったのは疑問だね。実際監視カメラに写っているのに。

2つ目の謎は貯水槽にどうやって辿り着いたのか?です。
ホテルの屋上に通じる扉や階段は施錠されており、職員だけがパスコードや鍵を有しており、無理にこじ開けようとすれば警報が鳴っていたと考えられます。
しかし、ホテルの避難経路を使えばそのような保安措置を回避できました。
もし、ラム (または、存在していたかもしれないラムと一緒にいた何者か) がそのことを知っていれば避難経路を利用できたと考えられます。
ラムの死後に中国人のユーザがインターネットに投稿した映像には、ホテルの屋上へは避難経路を通じて容易に入ることができ、貯水槽のうちの2つは蓋が開いていたことが示されていました。

確かに通常は屋上に行こうとすら思わないからね、聞いている限りは偶然が重なれば行けそうではあるね。

3つ目の謎はラムは自分で貯水槽に上れたのか?です。
台の貯水槽は全て1.2×2.4メートルの大きさの円筒形で、コンクリートブロックの上に乗っていました。貯水槽へ上る固定の手段は無く、ホテルの職員は中身を見るために梯子を使う必要があったようです。

女性が身一つで登るのはかなり大変そうに見えるね。

4つ目の謎はラムの死後にラムのTumblrのブログが更新されたことです。
Tumblrの予約投稿機能が使用されたと見られています。
この機能を使うとユーザがいなくても自動的に投稿できるようです。

ちなみにラムの携帯電話は遺体周辺やホテルの部屋からは発見されませんでした。
ラムの死に際してある時点で盗難されたと考えられています。

犯人がいたとしたら犯人が盗んだのかもしれないね。

次にラムの行動を説明するいくつかの説と私の考えを紹介します。

囁かれる説

1つはラムは自分を追跡する何者かから逃れるためにエレベータを動かそうとしていたというものです。

2つ目の説は、ラムはドラッグの影響で奇妙な行動をとったというものです。
3つ目の説はラムの双極性障害の発作を起こしているという説です。
4つ目の説は霊的な現象によって見えてはいけないものが見えていたという説です
私は4つ目の説を推してます。あの監視カメラの映像は明らかに見えない何かが見えている動きです。

確かに霊的なものが見えていると思えるほど奇妙な動きだよね

セシルホテルは100年近い歴史の中で、⚫︎殺や殺人が何度も起きてます
未練や恨みがある被害者たちの霊がこのセシルホテルに存在することは間違い無いですね。

霊的な現象だとするなら謎が多いことも納得がいく人が多いかもしれないね。では幽花、私の説も聞いてくれるかな?

幽理も何か説を考えついたのですか?是非お聞かせください

幽理の考察

私の考えはユウリの紹介した3つ目の説、ラムの双極性障害の発作説だ。
一つ目の謎の警察犬が発見できなかったことは、ホテルという性質上ラムが発見されるまでに清掃をしてしまった可能性、何人もの人間が匂いをばら撒いていることが原因だと考える。

確かに一度は確実に清掃しているでしょうね。

2つ目の謎の貯水槽にどうやって辿り着いたのかについては
最初は正規ルートで行こうとしたが扉や階段が施錠されていたため断念し、
ホテルの避難経路を使ったのだと思うよ
3つ目の謎の貯水槽にどうやって登ったのかについては
この画像のこの部分の段差に足をかければ女性であっても登れるのでは無いかと思うよ。

気づきませんでした。その方法なら登れそうですね。

4つ目の謎はラムの死後にラムのTumblrのブログが更新されたことについては
Tumblrの予約投稿機能であるQueueが使用されたことで説明がつくからそこまで謎ではないね
次にエレベーターでの奇妙な行動を説明していくよ。

エレベーターでの奇妙な行動は?幽理の考察

まずは真犯人がいるにしては最初にエレベーターに入ったラムがボタンを悠長に押しまくっていることだね。追われているのであればさっさと閉めるボタンを押して目的地に行くべきだ。

言われてみると人に追われている切迫感はないかもしれませんね。

エレベーターの外での怪しい手の動きも双極性障害の発作で説明がつく。
双極性障害の症状に幻覚もある。何か幻覚が見えていたとするならこの奇妙な行動にも納得がいくね。

携帯電話がなくなったことはどう考えている?

2007年の調査によるとロサンゼルスのホームレスの数は全米最大の規模であり、
ロサンゼルス市内に40,000人以上、ロサンゼルス全域では73,000人のホームレスが居住している。海外で窃盗されやすいランキングトップ3は「財布」「スマホ」「パスポート」だ。
治安が良いとは言えない場所で携帯電話という貴重品がなくなるのは不自然ではないと考えるよ。
真犯人が存在して最も証拠が残りやすい携帯電話を盗んだ可能性もあるが、そうなると携帯電話が残っていた場合にラムとの繋がりが発覚する人物が、セシルホテルでラムを⚫︎害し、屋上に侵入し貯水槽に入れたことになる。
エレベーターに監視カメラがあり、従業員にも他の客にも怪しまれずに行動できたとは思えない。

だとすると心霊現象か、ラムが自らの意思で落ちたのか、事故かになりますかね。

心霊現象を否定するのは難しいけど、ラムのような奇妙な事件が他にないことは言えるね。恐らくラムは死ぬつもりはなかったが、自らの意思で貯水槽に入り溺れてしまったのではないかと思うよ。

なるほど。発作による幻覚症状から逃げるように貯水槽に向かったということですね。

そうだね。カメラに奇妙な行動が写ってしまいそれを警察が公開したことがこの事件に多くの説が囁かれることになったけど、実は双極性障害の発作による幻覚による事故だと考えるよ。

心霊現象説も捨て難いですけどカメラに幽霊が写っていないので少し説得力に欠けますよね。

まとめ

今日はここまで。今回はエリサ・ラム事件についての考察だったよ。

(とられた...)まとめると、「エレベーターでの奇妙な行動は幻覚が見えている」「貯水槽には手すりを使えば入れそう」「真犯人はいない」「霊的現象でもない」ですね。

素晴らしい、その通り。本当は心霊現象だったのかもしれないけどね。

蛇足

監視カメラの映像はよくホラー作品で使用される。
Five Nights at Freddy'sパラノーマルアクティイビティなど。

現実の話でも四日市ジャスコ誤認逮捕死亡事件の防犯カメラ に移った女の画像や、
北関東連続幼女誘拐●人事件の画像も恐怖を感じる。
荒い画質が怖さを作ってるのだろうか。
どっちも未解決事件という共通点もあるので犯人が捕まっておらず、
どこかに潜んでいるかもしれないという怖さもあるのかもしれない。

日本の未解決事件: 闇に消えた真実、謎の事件の真相に迫る 事件考察解明シリーズ

四日市ジャスコ誤認逮捕死亡事件のカメラ映像
北関東連続幼女誘拐殺人事件のカメラ映像

▼YouTubeで怖い事件の考察などもやってるので良かったら見てください▼

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