
公開年 | 2010年 |
監督・脚本 | オーレン・ペリ |
製作国 | アメリカ合衆国 |
上映時間 | 86分 |
製作費 | $15,000 |
オーレン・ペリが監督・脚本、編集まで務めた自主製作映画です。
製作費がわずか1万5千ドルと低予算であり、映画全編が監督の自宅で撮影され、7日間という短期間で完了しています。
オーレン・ペリ監督自身や出演者も、当時はすべて無名の人物であったがこの作品が爆発的にヒットし脚光を浴びました。
モキュメンタリーホラーの代表的作品
パラノーマルアクティビティはブレア・ウィッチ・プロジェクトと並ぶモキュメンタリーホラーの代表作です。
あのスティーヴン・スピルバーグがリメイク権を得たものの、本作の恐怖を超えることは不可能と考え諦めたという逸話まであります。
ブレアウィッチプロジェクトと同様にうまくカメラの視点などが切り替わり視聴者を飽きさせない作りになっており、
起きる怪奇現象もラップ音やポルターガイスト現象など実際にありそうな映像でリアリティを感じます。
怪奇現象に悩まされている同棲中のカップル、
ミカとケイティーがハンディーカメラを購入し家の中を撮影したビデオを視聴者が見ているという設定です。
彼氏のミカは幽霊やオカルトは信じてないことがセリフの端々に出ており、
ケイティーが本気で怖がっていても撮影したりおどける無神経さは視聴者を苛立たせます。
怪奇現象はホラー映画としては控えめだがモキュメンタリーであることを最大限生かしており、
ドアが少し動くだけで恐怖を感じるようになっています。
ウィジャボードが動く様子も動くまでの間が怖いです。
ずっと棒立ちでカメラの時間が進むシーンも不気味で、最後のジャンプスケアも2段構えでとても良かったです。
Phasmophobiaでパラノーマルアクティビティを体験できます
ミカが悪魔に呼びかける「好きな色は?」とかまさにPhasmophobiaでした。
ウィジャボードも、粉末を巻いて足跡を調べることも、鎮静剤を飲んで落ち着くことも、監視カメラで幽霊を確認することも全てphasmophobiaで体験できます。
確実に制作者はパラノーマル・アクティビティを参考にしているはずです。
VR機器を持っている方はぜひVRで体験してみてください。
怪奇現象ではない人怖のモキュメンタリーでクリープという映画もとても怖いのでおすすめです。
人怖+モキュメンタリーのホラー映画「クリープ」