ホラー映画金字塔
※ネタバレあり
「サイコ」は、1960年に製作されたアルフレッド・ヒッチコック監督の全編モノクロ映画。
1998年にリメイクもされている(こちらはまだ見てない)
サイコ・スリラー系の金字塔。
ハリウッドザコシショウの誇張しすぎたホラー映画の音のマネの「キャンキャンキャンキャン、ギョンギョンギョンギョン」の元ネタ。
主人公の女性マリオンを演じるジャネット・リーは絶叫クイーンの1人として挙げられる。
絶叫クイーン作品は一応全部見ておきたいので備忘録を残しておきます。
- ジャネット・リー 「サイコ」
- ジェイミー・リー・カーティス 「ハロウィン」(見てない)
- ネーヴ・キャンベル「スクリーム」
- ジェニファー・ラブ・ヒューイット 「ラストサマー」(見てない)
- サラ・ミシェル・ゲラー 「THE JUON/呪怨」 (見てない)
- メルセデス・マクナブ 「HATCHET/ハチェット」 (見てない)
日本版絶叫クイーンも作って欲しいです。
ホラー要素の散りばめ方がうまい

序盤はマリオンが客のお金4万ドルを持ち逃げしてクルマを購入して高飛びしようとする。
そのマリオンの乗った車を「不審に思う警官」が出てくるのだがこの警官が怖い。
別に怪奇現象や幽霊や恐ろしいことは起きていないのに不安にさせる序盤は今まで見てきたホラー映画の中でもかなり好きな流れです。

最初の●人シーンの衝撃がすごい。
「キャンキャンキャンキャン」のSEが優秀。
あと沼に車を沈めるところも好きなシーンです。
途中で沈む車が止まった後の静寂が緊張する。
その後正常に沈みだすが最初の警官といいそういう細かい緊張が多く怖がらせる上手さを感じます。

ノーマンベイツの怪演

ノーマンベイツのモデルは実在するサイコパス野郎エド・ゲイン。
また、13日の金曜日のジェイソン・ボーヒーズと同じマザコン。
ハロウィンのマイケル・マイヤーズと同じ凶器の牛刀。
ノーマンベイツの演技がうますぎて気持ち悪くて素晴らしい。
マザコン通り越してすごいことになってるアンソニーは実際に映画を見て感じてほしい。
「物語シリーズ」の老倉育(おいくら そだち)にも近いものを感じた。
老倉育の謎を解くシーンは扇ちゃんが好きなのでたまに見る。
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