近年のホラー映画の監督で最も有名と言ってもいいくらい有名な監督でホラー映画を作るのが本当にうまい。
でも本人がもうホラーには関わらないと言ってるらしいからジェームズ・ワンのホラーの新作はもう見れないかもしれない。
SAWみたいな映画をまた作って欲しい...
目次
1. 密室系最強のホラー映画「Saw(ソウ)」

2004年に公開されたサイコスリラー映画。
低予算(120万ドル)で制作されたにも関わらず大ヒットした。
18日間で撮影されたというのも驚き。
人気シリーズとなり続編がSAW2~6とファイナルまで出て製作費もかけれるようになってきているが初代が一番面白い。

なんとなくずっと密室のカットしかないイメージだけど意外とあのバスルーム意外のカットも多いので絵的にも飽きない。
まだソウをみたことない人であまり情報も知らない人は幸運なので今すぐ視聴しよう。
最後の展開はよほどひねくれた人でない限り衝撃を受ける。
初見の時はそこそこ大きい声が出るレベルです。
記憶を消してみたいホラー映画ランキングではシックスセンスと肩を並べる。
最後の伏線回収時のBGMが爽快感あって好き。
2. ホラー映画アナベルシリーズの元祖「死霊館」

2013年制作のホラー映画で、アナベルシリーズの第1作目。
実在するアメリカで有名な超常現象研究家のウォーレン夫妻のこれまでに調査したものの中で最も邪悪で恐ろしい事例を元に制作された映画。
序盤の恐怖煽り
犬が新居に入りたがらない。唐突な犬の死。
ラップ音。同じ時刻で止まった時計。子供の夢遊病。鳩のしたい。
見えない友達と話す子供、等小さな恐怖を積み上げて丁寧に視聴者を怖がらせる。
特に怖いのがハイドアンドクラップ。視覚を奪われた状態でする遊びは怖い。

心音のBGMが徐々に大きくなり無音になって扉バーン!は怖いしうまい。
特に怖かったシーン
・地下室でのクラップ。ここも非常にうまいジャンプスケア
・夢遊病からのバッチリ幽霊の出現。
・霊媒師の家も3時7分でとまってカセットテープからうめき声。
・途中でPOV視点を挟む演出。POV視点はやっぱり怖い。
・霊視おばさんが地下へ落下してからのお化けラッシュからの娘ぶんまわし。
終盤の怖さ
終盤のお化けラッシュの演出よかった。
娘ぶん回しも唐突でなく髪の毛が浮き上がってじらしてからのジャンプスケア。
一夜で終わらず2夜、3夜と続くのに恐怖に慣れない用に工夫している。
階段をしたから撮って徐々に近づくショット。

霊媒師夫妻の子供にも怪奇現象が起きて飽きない。
終盤はチャラい助手、悪魔払い、車に取り残された娘3つの視点が切り替わりながら最後は感動もありオルゴールで不安を残す終わり方もよかった。
3. 終盤まで怖いホラー映画「インシディアス」

王道ホラー好きにおすすめ
※ちょっとネタバレあり
SAWでコンビを組んだジェームズ・ワンとリー・ワネル、
「パラノーマル・アクティビティ」のオーレン・ペリが制作の作品。超豪華。
恐怖の盛り上げ方がうまい
序盤は本が棚から落ちるが子供がやったと思い込む等、主人公が気づかないレベルの小さな怪奇現象でじわじわ恐怖を煽る。
夜お兄ちゃんが歩く、スピーカーからの声、ドアのノックからの赤ちゃんが泣いてる部屋に行くとはっきり幽霊がいるカット。
怪奇現象を恐れて引っ越したのに引っ越し先で踊ってる影が見えたときの絶望感。
ジェームズワンのジャンプスケア
おばあちゃんが夢の話をしてる完全に油断してるときの真後ろに現れる幽霊がやばい。
完全に油断しているときにヤバイ顔(ダースモール)出てきたからびっくりした。
ジェームズワンは視聴者の裏をかいてくるから好き。
シャッターをきって現れる幽霊。ゲームのヴィサージ思い出した。
友達がプレイしているのを見ただけだけどこのゲームもめっちゃ怖い。
子供が寝てる状態で怪奇現象が起きるオーメン感。

終盤までこわい
旦那の写真が残っていない伏線の回収などもありストーリー性もあり徐々に近づく老婆の写真やうすーくなってる心音のBGMがいい。
銃声からの人形が銃をもっていて逃げようと視線を切ってもう一度見るとそいつらが横に並んでこっちを見て笑うシーンも終盤なのにまだ怖い
。多様な演出で怖さに慣れさせないようにしている。

大体のホラー映画は、はっきり悪魔とか怪物とか幽霊的な奴が出てからはあまり怖くなくなりがちだがこの映画は終始怖いのがすごい。
さすがジェームズ・ワン&リー・ワネル&オーレン・ペリ。最後の写真撮るとこも怖いし終わり方も好き。