宇宙船でハイスペックな怪物に蹂躙される映画
「エイリアン」は、リドリー・スコット監督による1979年公開のSF映画で、
1980年の第52回アカデミー賞で視覚効果賞を受賞してます。
リドリー・スコット監督は後にフィリップ・K・ディックの『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』が原作の
「ブレード・ランナー」の監督もしている。
主演女優のシガニー・ウィーバーは映画「キャビン」の館長役で出演しているのも注目です。
キャッチコピーは「宇宙では、あなたの悲鳴は誰にも聞こえない。」
宇宙船という逃げ場のない密室空間でエイリアンに次々襲われていくというストーリーで、
エイリアンという名詞を宇宙人を意味する言葉として定着させた作品。
素晴らしいエイリアンのデザイン
エイリアンは最初から成体で登場せずに卵から中間体→幼体→成体と成長していく。
最初から気持ち悪いけど成体のデザインはホラー映画の中でもトップレベルに怖い。
人外キャラクターの中では一番好きなデザインです。
・フェイスハガー
宿主となる生物に寄生体を植え付けるための中間体

・チェストバスター
フェイスハガーによって植え付けられた寄生体が成長した幼体で宿主の体を突き破って体外へ出てくる。
深海魚のブラックドラゴンフィッシュに似ている。

・エイリアン・ビッグチャップ
エイリアンの成体。ここまで成長するともう手がつけられなくなる。
銃弾を避けることが出来るほど俊敏で、あらゆるものを砕くインナーマウス(人間の武器では破壊不可能なプレデターの金属をも破壊できる)で攻撃してくる。

動作探知機に感知されない隠密性もち、赤外線にも写らない。
温度や湿度など環境の変化にすぐさま適応し、宇宙空間などの真空状態にも耐えうる。

体液は強酸性で、金属その他のあらゆるものを腐食させる性質を持つ。
これがエイリアンの中で最も厄介な特徴で迂闊に攻撃すると飛散した体液で大惨事になる。
かなり古い作品でありながら終始ハラハラ出来るのでホラーとしてのレベルが高い。
個人的にはDead by Daylightのキラーとして登場して欲しいなって思っています。