性行為で移る「それ」から追いかけ回される呪いを主人公のジェイ(マイカ・モンロー)がうつされる話。
ホラーでありがちなお色気展開を上手いこと設定に組み込んでいる。
「それ」は人間の姿をしていてゆっくりと歩き、呪われていない者は見ることができない。
「それ」は、呪われた対象を殺すと、その前に呪われた人を追いかける。

ジャンプスケアだけに依存せずにじわじわ怖がらせる演出も合ってよかった。
終始じわじわって訳じゃなくて適度にジャンプスケアも入れてくるので緊張感もある。
ストーリーは正直イマイチでしたが新鮮なホラー映画。
結局「それ」を倒すのだけどラストシーンに怪しい人影が見えて終わる。
ホラー映画のこの終わり方は不安が残ってとても好きです。

大学で講義を受けている主人公が「それ」に気づくシーンが新しい怖さを感じられるので見て欲しいです。
実際ありそうなリアルさが怖い。
「それ」はゆっくり迫ってきてるし見た目はおばあちゃん(このシーンでは)なのにこっちに向かってきてるのが怖い。
・余談
前に見た2ちゃんねるのスレで50億円貰えるが、時速10KMで進む死神に一生追いかけ回されて捕まったら死ぬボタン ってやつ思い出しました。