監督はクリストファー・B・ランドン、主演はジェシカ・ローテ。
殺人鬼のお面をデザインしたのは「スクリーム」のゴーストフェイスをデザインしたトニー・ガードナー。

主人公のツリーは自分の誕生日である9月18日の夜にベビーのお面をつけた何者かに殺される。
しかしふと気がつくとまた9月18日の朝に戻りその日の夜にお面の殺人鬼に殺されて9月18日に戻る。
殺されたくないしループから抜けたいツリーはループを利用して犯人の手がかりを探していく。
映画「スクリーム」にタイムリープ要素が追加されたような作品です。
主人公のツリーはルームメイトの作ってくれたケーキをゴミ箱に捨てたり、父親との約束をすっぽかしたり、
教授と不倫したり中々くそな女だけど後半好きになってくる。
あとメイクの影響だと思いますが薬物をやってそうな顔をしています。

タイムループって結構便利な設定で主人公を何度も殺せるからモブキャラが殺されるよりも主人公中心で何度も死にながら物語が進める。
死んでも大丈夫だから緊張感なくなりそうな気もするけどジェシカ・ローテの演技のうまさと演出で緊張感保っています。
ホラー演出はベタだけど好きなシーンがお多い。
ピント合ってないところから殺人鬼が現れる演出や、何かある?からやっぱり居ます!見たいな演出も良い。
あとループして朝に戻るときになるアラームの音も耳に残ることで恐怖のトリガーになっている。

ツリーのメンタルの強さはリゼロの主人公のスバルに見習って欲しい。
予測できないストーリー展開も面白いしコメディタッチでホラー演出の多さも良くて人に勧めやすいホラー映画。
カップルで見るならガチガチのホラー映画よりハッピーデスデイを見る方が絶対いいと思います。
ちなみに続編の「ハッピー・デス・デイ2U」もあるがホラー感は薄い。
でもハッピーデスデイが楽しめた人は見ると1で謎だった部分が明かされるので見るのをお勧めします。