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幽霊に慣れてしまう悲しさ2※ネタバレあり

日本最凶の心霊スポット福岡県の旧犬鳴トンネルと犬鳴トンネルにまつわる都市伝説をベースにしたホラー映画。
一部撮影が実際に旧犬鳴トンネルで行われていたようです。
全体的には「事故物件怪談 恐い間取り」と似ているので総合的な評価は高くないですが、
事故物件より僕はいい映画だと思います。
悪かった点
あきなちゃんが死ぬシーンが衝撃的に描かれていますが少しくどく、
後から幽霊で出てくる際もあきな役の大谷凜香が可愛い雰囲気(顔や服装が)なので怖さが薄いです。
元が可愛い人でも顔をぐちゃぐちゃにしたメイクをすれば怖くなるので是非そうしてほしい。
病院で大勢の幽霊から追われるシーンは100人ドッキリみたいで怖くありませんでした。
幽霊にぼかしてるような加工すればいいでしょみたいな思惑が見えます。
この映画で所々幽霊がしゃべるところがあるのだが、劇中で幽霊が喋れば喋るほど怖くなくなることが分かりました。
中盤だれるところをジャンプスケアに頼ってしのごうとしてる感じがあったので、
それならもっとシンプルなストーリーで短くしてほしい。後半の主人公達は何が目的なのかよく分からなくなってくる。
良かった点
ピントをずらして人じゃないシルエットが映ってるシーンは不安を感じさせる演出でよかった。
三吉彩花の病院のシーンで幽霊の足元だけ映るショットもいい。三吉 彩花が美人なので顔アップが長くても間が保つ。
公衆電話から聞こえる友人からのメッセージが、繰り返しの音声で偽物の友人とわかる演出は怖い。
三吉 彩花の回想で過去と現実をシームレスに繋げるのはおしゃれで好きです。
最後の不可解な死に方っていう謳い文句は不気味で良かったけど、
B級ホラーのゾンビがくっついて作り物感溢れる死に方だったのが残念。
B級ならB級に振ってないとチープさが際立って全く怖く無くなってしまう。
全体的には評価高くないけど三吉彩花が美人なのと、所々怖い演出があるので良かったら見てみてください。