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チェーンソーマンのOPの元ネタになっている映画を紹介

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チェーンソーマンのOPの元ネタになっている映画を紹介

レザボア・ドッグス/Reservoir Dogs (1991)

レザボア・ドッグス/Reservoir Dogsはクエンティン・タランティーノにとって初めての長編監督作品。
チェーンソーマンの元ネタシーンはオープニングなのですが、「GEORGE BAKER SELECTION」の楽曲「Little Green Bag」が流れます。
この曲は映画の中でも印象的なシーンで使用されていてレザボアドックスといえば「Little Green Bag」と言っても過言ではありません。

強盗を企む男たちが互いの素性を隠すためにコードネームで呼び合うなど厨二心をくすぐります。
男の子を映画好きにさせるために10本映画を選ぶとしたら必ず入れる1本です。


残虐な描写がありながら洒落た台詞回しやBGM、カットによってポップに仕上げている点がとてもクールな映画です。

悪魔のいけにえ

悪魔のいけにえ』(The Texas Chain Saw Massacreは、1974年のアメリカのホラー映画。
5人の男女が、不気味な人皮のマスクを被った大男「レザーフェイス」に襲われ殺害されていく物語。

元ネタの方は映画冒頭、ソーヤ一家に墓荒らしされオブジェにされてしまった死体です。
チェーンソーマンの方はポチタを抱くデンジとなっているのでギャップがすごい。
他にもチェーンソーマンはスーツ姿で腕のチェーンソーを振り回す姿はレザーフェイスを感じさせる所もある。
古い映画だが今見ても怖さを感じる最凶のスプラッター映画です。

パルプ・フィクション

このシーンはチェーンソーマンと関係ないがとても好きなかっこいいシーンなのでこれを貼ります。

パルプ・フィクションは、クエンティン・タランティーノ監督による映画作品。
エピソードごとの時系列がシャッフルされており、最後までみると時系列がわかるという珍しい手法が使われている。

チェーンソーマンのOPの元ネタは、レストランでジュールスがパンプキンに銃を向けているシーンです。
映画の冒頭のシーンの少し先なのですが映画の作りが特殊なので後半に見ることができます。

ジュールスはサミュエル・L・ジャクソンが演じており日本語吹替は大塚明夫です。
あまり吹替は見ないのですが大塚明夫さんのジュールスはかっこいいので吹替も充分楽しめます。
動画のジュールスのシーンは何度見ても飽きないので是非見てみてください。

貞子vs伽耶子

貞子vs伽椰子は『リング』と『呪怨』のクロスオーバー作品。白石晃士が監督・脚本を務める。
私は見たことがなかったので実際に視聴しましたが、タイトルからハードルが下がっていたのもあって意外に楽しめました。
チェーンソーマンのOPに使われていたシーンはいつ来るのかと心待ちにしていましたがかなり終盤に来て驚きました。
井戸に入る貞子と伽耶子の動きが明らかにワイヤーアクションな動きで笑っちゃいましたが、その動きもチェーンソーマンのOPで再現されています。
化け物と化け物をぶつけるという構図も一緒ですね。井戸に落ちてるのは佐渡アカネっぽい。
貞子と伽耶子に挟み撃ちにされて悲鳴をあげるシーンが面白かったです。

ノー・カントリー

ノーカントリー』はコーエン兄弟製作のスリラー映画。

アメリカとメキシコの国境地帯を舞台に、麻薬取引の大金を持ち逃げした男と、彼を追う殺し屋や保安官の物語。
チェーンソーマンのOPの元ネタは殺し屋のアントン・シガーです。ある意味アントン・シガーは暴力の悪魔なのでこのオマージュはピッタリです。

シガーの言動には感情が見えず不条理で無慈悲といった印象なので暴力の悪魔のキャラクターとは対照的で、恐怖と同時にかっこよさも感じます・

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッドは1969年にハリウッド女優シャロン・テートがカルト集団チャールズ・マンソン・ファミリーに殺害された事件を元にした映画。
クエンティン・タランティーノの監督第9作目であり、レオナルド・ディカプリオ、ブラッド・ピットの初共演作品。

藤本タツキの漫画を感じる作品。実際ルックバックなどはこの作品に影響を受けているらしい。
中盤少しダレるので好きじゃない人もいると思うが私は最後のシーンで全てヨシッ!ってなるほど最後のシーンが好き。
ブラピとディカプリオが男前すぎるので2時間40分ある映画でも全然見れました。
チェーンソーマンOPの元ネタシーンはブラピがディカプリオを乗せて運転しているシーンです。
アキとデンジも相棒だからぴったりのオマージュですね。

アタック・オブ・ザ・キラー・トマト

『アタック・オブ・ザ・キラートマト』は、1978年に公開されたアメリカ合衆国のホラー・コメディ映画。
かなり粗雑な映画だがカルト映画として熱狂的なファンを持つユニークな映画で、3作の続編やテレビアニメシリーズが製作されたほか、ゲーム化もされている。

チェーンソーマンのOP元ネタシーンは、キラートマト対策のために集められた有識者達がとんでもなく狭い会議室に頑張って入るシーンです。
映画の序盤に脈絡がなくヘリコプターが墜落する場面があるのですが、実際に撮影中の現場で発生した墜落事故の映像のようです。
スタッフはこの事故映像を映画の一場面として使用し「撮影中にパイロットが死亡」という嘘のコピー(実際は死者は出ていない)を作り宣伝に利用しています。

当時のテレビ放送で一般的だった番組本編中のCMもあり、何の脈絡もなく家具店の安売りを宣伝する字幕が流れるシーンもあり時代を感じます。

ちなみにチェーンソーマンに最初に出てくる悪魔はトマトの悪魔です。

女優霊

『女優霊』は、1996年公開の日本のホラー映画。
映画撮影所を舞台に、過去のフィルムに写っていた女優の幽霊にまつわる怪異を描いています。
チェーンソーマンの元ネタシーンは、映画の撮影中に幽霊を見てしまった女優と狂ったように笑う女優のシーンです。
デンジとパワーが可愛くオマージュしてくれています。
映像は怖いのですが本当にBGMが邪魔して勿体無い作品です。

ジェイコブス・ラダー

『ジェイコブス・ラダー』は、1990年に製作されたティム・ロビンス主演のサイコスリラー。
キャッチ・コピーは「人は、一日に一歩ずつ『ジェイコブの階段』を登っている。」
この作品はサイレントヒルシリーズにも影響を与えているホラー映画です。

『ホーム・アローン』で注目される前のマコーレー・カルキンが主人公の息子役として出演しています。
米国陸軍開発に化学兵器の開発過程における自国軍兵士に対する生体実験やその被験者が被った後遺症は実話とされる。
これはよく都市伝説で出てくるMKウルトラ計画が関係しています。

コンスタンティン

『コンスタンティン』はフランシス・ローレンス監督、主演はキアヌ・リーブスのファンタジー・アクション映画。
原案はDCコミックス刊行のアメリカンコミック『ヘルブレイザー』。

悪魔祓いを生業とするキアヌ・リーブス演じるジョン・コンスタンティンが悪魔を祓いまくるストーリー。
専門用語もかなり登場するがテンポよくノリがいい映画なのであまり気にせずキアヌのかっこよさを楽しむことができます。
特に聖なるショットガンをぶっ放すジョン・コンスタンティンはカッコ良すぎます。

ガブリエル役のティルダ・スウィントンやルシファー役のピーター・ストーメアの演技もとても良かったです。

チェーンソーマンOPの元ネタシーンは映画ラストでジョンといい雰囲気になるヒロインのシーンです。
しかしキスシーンなどはなく一瞬いい雰囲気で終わるという珍しいラストシーンでした。アキと姫野の関係も近いものがあるかもしれません。
ジョン・コンスタンティン自身もデビルハンターであるから共通点も多いですね。

ビッグ・リボウスキ

ビッグ・リボウスキは、1998年に公開されたコーエン兄弟製作のコメディ映画。

同姓同名の大金持ちと間違えられ、誘拐事件に巻き込まれた男の騒動を描いた作品です。
最も多く"fuck"が使われた映画」に、計260回で29位にランクインしています。

デゥードとウォルターの話の掛け合いが面白く、ウォルターがベトナム戦争の話をしだすだけで笑えてきます。
デゥードの好きなカクテルの、ウォッカとコーヒー・リキュール、生クリームで作るホワイトルシアンを一度は飲んでみたい。

チェーンソーマンのOPの元ネタはボーリング大会でデゥード達の対戦相手が球を磨くシーンです。

ファイト・クラブ

ファイト・クラブは、1999年公開、監督はデヴィッド・フィンチャー、主演はブラッド・ピットとエドワード・ノートンです。

退屈な日常に嫌気が差し人生に何かを感じるためにファイトクラブという秘密のクラブを立ち上げる主人公達を描いています。
劇中で社会批評や男性のアイデンティティ、暴力や暴力行為の意味、脱物質主義などさまざまなテーマを扱っています。

強烈な映像表現や衝撃的なストーリー展開なども素晴らしく、私の1番好きな映画です。
チェーンソーマンのOP元ネタシーンは金の玉のオブジェをコーヒー店にぶつけるシーンです。ボブが死んでしまう原因となってしまいました。

新世紀エヴァンゲリオン

チェーンソーマンOPの元ネタは新世紀エヴァンゲリオンのレリエルの「影」から出てくる初号機のシーンです。

この時の出血描写は今見ても迫力があります。中から活動限界を迎え、動けないはずの初号機が現れるのも痺れる。
獣のような咆哮を上げながら、血まみれの初号機を見て皆が恐怖します。

さよなら絵梨

さよなら絵梨はチェーンソーマンの作者である藤本タツキの別作品。
自作の映画を作る主人公が亡くなった母を題材にした作品「デッドエクスプローションマザー」を文化祭で発表し大炎上。
自殺しようと決意するが「デッドエクスプローションマザー」が面白かったという少女と出会い少女と映画を作ろうという話になり...。

元ネタのシーンはラストの爆発シーン。これもワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッドのような気持ちいい終わり方をしている。
心情的にはスッキリではないが大きな爆発を背にしたら気持ちよく感じる不思議。

▼YouTubeで怖い事件の考察などもやってるので良かったら見てください▼

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