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大泉洋主演の邦画No.1ゾンビ映画「アイアムアヒーロー」

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大泉洋主演の邦画No.1ゾンビ映画「アイアムアヒーロー」

公開年2016年
監督佐藤信介(さとう しんすけ)
脚本野木 亜紀子(のぎ あきこ)
上映時間127分
原作漫画 花沢健吾『アイアムアヒーロー』

邦画とは思えないくらいのリアルな描写

漫画家アシスタントをしている鈴木英雄(大泉洋)が仕事を終えてアパートに戻ると、
同棲中の彼女が「ZQN (ゾキュン)」と呼ばれるゾンビのような姿になって襲いかかってくる。
彼女だけでなく街中にもZQNになってしまった人々で溢れる中、英雄は死に物狂いで逃走するというあらすじです。

彼女がZQNになってしまった時に、郵便受けから覗く視点でエクソシストのような動きを見るシーンが臨場感がある。
ドアスコープや郵便受け双眼鏡など視界を狭くするのは王道だが、CGのクオリティも高いので本当に怖い。
普通の邦画ホラーで出てくる怪物とは特殊メイクのレベルが違いすぎてホラーが苦手な人にはお勧めできないくらいです。

町中がパニックになっているのを鈴木英雄が目の当たりにするシーンも「どうなってるんだ?!」等のセリフを言わず表情や動きだけで焦燥感を出している所もとてもよかったです。
発砲シーンでは実銃が使用され、大泉洋は本物の散弾銃の撃ち方や構え方を練習していただけあって違和感を感じさせません。

空に軍用機なども飛び交っているシーンではとんでもない事件が起きていることを英雄と視聴者に明確に伝えます。

警察官に助けを求めて声をかけるが警察官もまたZQNであったり、
救急車が人を轢きその中から現れる怪我人が救急隊員を襲うなど明らかなカオスを見せつけられる。


ここで出会う女子高生の早狩比呂美(有村架純)が最後まで若干の違和感を感じてしまいました。
半ZQN化しているのにも関わらず終始顔も服装も綺麗な状態なのが気になりました。

この映画のラスボス、陸上部のZQNの怖さ

中盤でキャンプ内の人同士の争いもあり、英雄のクレー銃は奪われたピンチになる。
この時点でもまだ英雄はクレー銃を使用していないので視聴者をもやもやさせますが、
劇中で初めて撃った時のカタルシスやZQNの群れを撃ちまくる時の盛り上がりはその分高まります。

この辺りでチラッと出てくる陸上選手のZQNがまさかラスボスになるとは予想外でした。
背面飛びで安全だと思われていた屋上が血の海となります。

英雄達はZQNの群れを必死で一掃するが最後にこの陸上部DQNが落ちてきて戦闘になるのですが、
他のZQNよりも圧倒的に運動性能が高いため2発しか装填できないクレー銃の1発1発に緊張感が走る。
弾切れになってしまい落ちている弾をを拾いにいくシーンもとても良かったです。

スプラッターな完成度の高いゾンビ系邦画はこの「アイアムアヒーロー」しか知らないので刺さる人にはかなり刺さる作品なのでぜひ視聴してみてください。

▼YouTubeで怖い事件の考察などもやってるので良かったら見てください▼

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